張蓉蓉弁護士は、華東政法大学において法学学士および法学修士の学位を取得しました。大学院修了後、華誠律師事務所に入所し、現在は知的財産権の権利行使および紛争解決に関する業務に従事しています。

これまで、リシュモン・グループ、西岸グループ、東方有線、第一財経、小紅書、アメリカ映画協会、SMC株式会社、株式会社エポック社、Theory、ユニクロ、花王、ドゥカティなど、国内外の著名企業・団体に対し法律サービスを提供してきました。ファッション・ラグジュアリー、食品・飲料、文化・エンターテインメント、インターネットなどの分野において、豊富な代理経験を有しています。

商標権侵害訴訟においては、「小紅書」商標が馳名商標（著名商標）として司法認定されるよう成功裏に導きました。また、不正競争防止法に基づくトレードドレス（商品や店舗の外観）の保護についても深く研究しており、複数のブランドについて製品や店舗の装飾の権利を訴訟により保護してきました。

さらに、張弁護士が代理人を務めた商標権侵害紛争事件は、人民法院出版社が発行する『年度案例50佳（年間優秀判例50選）』に選出されました。当該事件では、被告側代理人として原告による悪意ある訴訟に対抗し、同一訴訟において反訴を提起することで、依頼者が負担した法的対応コストの回収にも成功しました。